息子と二人で回転寿司へ。土曜日のちょうど昼時と言うことも有り、店内は満員。

食事を済ませ会計に並んでいるとおっちゃん家族(?)が入店。その後若いカップルが入店。

満員時は順番待ちのレシートが出る機械に人数や席の種類を入力するのだが、システムを知らなかったおっちゃんは待合の席の方へ。若いお兄ちゃんが機械に入力していると、機械の入力の必要を知らされたおっちゃんが入力中の兄ちゃんの背後から「順番守れや!コラ!」

兄ちゃんは当然のことながら「は?何言うてんねん?」

おっちゃんは「なんじゃ!こら!」と胸ぐらを掴んでもみ合い開始。

「あ〜めんどくさい・・・」と思いながら会計を済まそうとすると、レジの女の子もビビってしまっている様子。社員さんらしきお兄ちゃんもやってきたが、気の弱そうな感じでおたおたするばかり。

「店内じゃ迷惑やし、外でやりゃ良いのに・・」と思っていると、「表出ろ!」だの言いながら店から出た。

ビビっているレジの子がやっと会計をしてくれたので外に出ると階段の踊り場でまだバトル中。

「あ〜、早く帰りたい・・」と思うのだがもみ合い中の二人が邪魔で階段を降りれない。お兄ちゃんの彼女は泣きながら「もうやめて・・・」と言い続けてる。

ふと、「もうやめましょうや!」と仲裁に入っている男を見ると我が息子。

これは放っておけないか・・と鼻を開いて興奮しているおっちゃんを引き離しなだめてやりました。

間に入っていた女性(おそらくおっちゃんの因縁から始まったことを知らない)が、兄ちゃんに「あなたも口のきき方注意しないとだめじゃないかしら。。」と言うと、お兄ちゃんは「はい」と素直な返事。

納得いかずも間にはいっている私たちの「もうやめよ!な!もうやめましょ!」の言葉にうなずいてくれた兄ちゃん。

それなのにまだ兄ちゃんをにらみ続けるおっちゃん。今度はこっちがだんだんハラが立ってきた!!

「兄ちゃんも「はい」て返事してんやから、もうよろしいやんか!寿司食べに来てんねんやろ!」



やっとおっちゃんも冷静になったのか、周りの人に「スンマセンでした・・」

可哀想なのは因縁をふっかけられた上、胸ぐらを掴まれて顔を引っ掻かれ、挙げ句の果てに口のきき方が悪いと指摘されたお兄ちゃんと、要らぬトラブルに巻き込まれた彼女。

帰りの車中、息子がポツリ「あのおっちゃん、かっこ悪いよなぁ・・」

確かに、こらえてくれた兄ちゃんの方が立派・・というか大人でした。