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先日ご縁を頂き、某会の新年祝賀会で歌わせて頂きました。

聞きなじみのある曲が良いかと昭和のヒット曲を数曲用意しましたが、その中の一曲が尾崎紀世彦の「また逢う日まで」。1971年にリリースされ、同年のレコード大賞と歌謡大賞をダブル受賞した曲です。 当時、私は6歳でしたので、大賞受賞といったリアルタイムでの記憶はほとんど無いのですが、よく聞いた覚えはあります。

当時は離婚件数もさほど多くなかったでしょうから、おそらく同棲していた二人が別れを決断し、一緒に住んでいた部屋から出て行く。。といった内容の歌なのかと察しますが、その中でも二人が前向きに別の道を進むといった内容であるような気がします。

歌詞の内容はともかく、「また逢う日まで」という言葉に深いものを感じます。

別れにはいろんな要素があります。
移転などで距離的に離れてしまい逢えなくなること。
男女の別れや家族の別れ。
死別。
やり方や価値観の違いから生まれた仕事や友人関係の別れ。

どんな別れであっても、時を経て多くの人と接することや己の努力でまた逢うことが出来るのではないかと思います。

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年末に事務所を大掃除しましたが、数年前に死別というかたちで別れた友人との写真が出てきました。亡くなったときは寂しさに押しつぶされそうでしたが、彼ともそのうちどこかで逢えるんだろうなと思うと寂しさも和らぎますね。