子どもの頃からちっさくて声が高かった。

フィンガー5の「個人授業」のアキラのソロパートを唄わせると、おそらくボクがクラスで一番だったこともあり、子どもながらになんかバンドでボーカルしたいナなんて思ってました。

中学でビートルズに出逢い、高校時代にはイルカ、松山千春、長渕剛などフォークに魅了され、自己満足の世界に浸るためエレキギターを購入。

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国産ギターでこんな感じのヤツでした。

はじめは自己満のつもりが、友人からバンドの誘いを受けたことにより、子どもの頃のささやかな夢を思い出し、ロックバンドのボーカル&サイドギターというポジションで参加。ちなみにバンド名は「高松塚古墳」。

20歳ぐらいまでは結構のめり込んでやってましたが、それほど歌が上手いわけでもなく、ましてギターに関しては「弾ける」と胸を張れるほどのレベルでもなく、次第に熱が冷めてきました。決定的なのは、メンバーが働き出したりしてなかなか練習の時間が取れなくなってきたことだったような気がします。気の合う仲間じゃないとやりたいとは思わなかったから。

しばらく音楽から離れていましたが、ひょんなことで30歳の時、音楽の師である「N」氏に出逢い、音楽を再開。「N」氏を師と呼ぶ所以は、音楽の本当の楽しさを教えてくれたから。

音楽の本当の楽しさを知ってからの10年は、目からウロコということも多く、音楽に関して急成長できたと思っている。スタート位置が低いのだから、成長度合いもハンパなかったと感じている。

ただ、ある程度のレベルに達してからは全くの伸び悩み。いままで、ギターは習いに行ったこともなく全て独学。基礎も何もなかったので、本当に「感覚」だけでやっていた。

音楽は歳をとってからも楽しめるものだし、なにより音楽の力はものすごいものだと感じながら生きてきたので、それに対する向上心は消えることもなく、ちゃんと勉強しようと決意した。たぶん4年ぐらい前のこと。

決意したきっかけは「The Chicken」という曲


セッションの定番曲ですが、曲の数小節だけどうしてもアドリブが決まらない部分があったのです。ブルースのセッションなら、ある程度のアドリブで全く困ったことはなかったのですが、この曲に限って、ほんの数小節だけ困るんです。そう、弾けないんです。。自分では解決出来なかったので「ちゃんと学ぼう!」と決意したのです。

先日のレッスンで、師匠から「少し成長しましたね」と言ってもらいました。「入門時にはわからなかった「学ぶべき部分」がわかってきたようですね。」とのこと。

確かに4年前にも同じ説明を受けたなという記憶がありますが、当時は「まぁ、それも覚えんとあかんのやろうけど・・」といった受け止め方だったような気がします。いまはおぼろげながら「なるほど、まずはここを押さえておかんとあかんのやな?」と感じるようになったかと。

9月の発表会に向け、前回より練習を始めたのが「Over the rainbow」


「スローで聴き馴染みあるけど、めちゃくちゃ難しいですよ〜!!」
と言う言葉からはじまりましたが、正直言って何が難しいのか全くピンときませんでした。

宿題としてコード進行の流れを分析するという課題が与えられ、楽譜にいろいろと書き込んでいると・・「え?なんでこんなコードが使われてんの?」「あえてこのコードなん?」など、不可解な点がいっぱい。正直、いままでは書かれているコードをそのままなぞるだけだったので、このようにギモンに感じたことなど一度もなかったのです。

バッキングは「押さえ方」さえ覚えれば弾くことはできます。ただ、アドリブは小節ごとに弾いてはいけない音があるんですね。厳密に言うと弾いてはいけない音などひとつもなく、響かせてはいけない音があるようです。

書き込んだ楽譜にはボクにしかわからない記号がいっぱい。記号のある小節は要注意。つまりいままでボクがアドリブで使ってきた手法が通用しない箇所。

覚えるコトや理解すべきコトがあまりにも多すぎて、とてもじゃないけどあと2ヶ月で弾きこなすのは無理ですが、少しでも努力の結果、そう「爪痕」を残してやろうと思います。