僕の人生に大きな影響を与えてくれた人が天国に旅立ちました。
弔事を述べたかったのですが、絶対に泣いて声にならないだろうから、ここに記しておきます。

一樹さんへ

今、僕の一番の趣味である「音楽」は、あなたとの出逢いがきっかけである事は間違いありません。

学生時代に始めた音楽。社会人になってからは演奏の舞台からも遠ざかり、自宅でさえギターをつま弾く機会を失いました。

30歳の時、そんな僕にJCのクリスマス会でギターを弾く機会をつくって下さいましたね。そしてその後すぐ、「今度ライブやろうぜ!」と強引に誘ってくれたことは今でもはっきり覚えています。

レコードを出したことのある、いわばプロのあなたとド素人の僕が一緒のステージに立つなどとんでもないことだと伝えたところ、「上手いとか下手とかじゃなく、グッとくるかどうかやねん。オレもしばらくライブとかしてへんから、なんか楽しいこと一緒にやりたいねん。」その言葉を信じ、初めてのライブに向けあなたの事務所でよく練習をしたことを思い出しました。

背が高く、シュッとしていてオトコマエ。歌も上手で、なによりもステージに立つ姿はとても格好よく、僕は一緒にステージに立たせていながらもあなたの大ファンでした。あなたが生きている間に伝えれば良かったかな?メシでもおごってくれたかな?

あなたとの会話を思い出すと、言葉の端々で僕を褒めてくれていましたね。「こいつ、ええ奴やねん。」「こいつ、なんでもできるねん。」「最近こいつ、ギターエエ感じやねん。」「こいつの歌ええで。」きっとおべんちゃらのひとつだったとは思いますが、思い出すとすごくすごく嬉しいです。なかでも良く言ってくれた「こいつ、バカやねん。」と言う言葉は僕にとって最高の褒め言葉です。また、なぜかとても僕の家族を褒めてくれていたこと。なによりも嬉しかったです。

音楽だけでなく、まちのため人のため、何事にも熱い気持ちで取り組む姿はとても格好良かったです。いろいろな事業や取り組みを手伝わせていただいたおかげで、いろんな人と出会い、いろんなコトを学ぶことができました。

突然の出来事でしたが、おそらくあなた自身が一番驚いてるのではないですか?10月にライブやるって約束したし、ギターの修理に楽器屋に行こうとも約束してたのにね。よっぽどの事情やから仕方ないとしときますが、いつか僕がそっちに行ったら、何を差し置いてでも一緒にライブして下さいね。「こいつ、上手くなったなぁ、、」と感心させられるよう、こっちの世界でギターと歌に磨きをかけておきます。

しばしのお別れ寂しいですが、また楽しいこと一緒にやりましょう!

ありがとうございました(^<^)