竹内力主演のドラマ「ミナミの帝王」が好きだったりします。そう、「ミナミで金貸しやっとる萬田言うもんですワ」というアレで、ケーブルテレビでしばしば放映されています。カミさん曰く「出てる人変わるだけで、内容ほとんど同じやん・・」。でも、いいんです。毎回毎回「騙した悪いヤツを騙し返してこらしめる」といった内容ですが、結果はわかっていても面白い「遠山の金さん」や「水戸黄門」と同じ類だと思っています。
昨夜は寝付きが悪く、録りためていたうちの一本を見ました。借金返済のため、豆やコーヒーなどの先物取引のおいしそうな話に乗っかり、まんまと騙される男(ゆーとぴあホープ)の話でした。まぁ、案の定今回もやはり騙した相手を萬田が騙し返して一件落着でした。
話中での萬田の言葉が「よう覚えときなはれ!赤の他人がホンマに儲かる話を持ってくるはずあらしまへんで!」。確かにそうですね。先物取引にしても、株取引にしても「儲かる場合も、損する場合もある」、すなわち「ホンマに儲かる」ワケでは無いのです。
最近かかってきませんが、一時期「社長!豆が買い時です!災害の影響で収穫数が減ってます!10年前も同じようなことがありましたが、その時は一ヶ月で数倍の値段に跳ね上がり・・・・・!」と言う電話がよくかかって来ました。「今週はコーヒー豆が!!」とか・・。まさにミナミの帝王そのもの。その営業マンは電話を切るスキも与えないほどあまりに一生懸命話し続けるもので、何分ぐらいしゃべり続けることが出来るのか試してやりました。
きっと原稿でもあるのだろうと思いますが、4〜5分訴えかけるようにしゃべり続けたあと少し間が開きました。 「それで?」と聞いてやるとまた話し出したのですが、同じようなことを繰り返しているうちに少しずつ彼のテンションが下がりはじめ、終いにはお通夜のようになってきました。さすがに可哀想なので「もうエエやろ?」と聞くと、彼は「ハイ・・」と返事し、静かに電話を切りました。
「NTTでお世話になっております・・・」とか、「お待たせしました!お住まいの地域に、ようやく光ファイバーが・・」とか惑わす様なおかしな電話セールスも多く、一応本職の私は電話でいろんな質問をして、やりこめてやるのですが、ご存じない方はひっかかることもあるのだろうなと思います。
中には本当に得になることもあるのですが、それを見極めるためには即答せずにいろんな人に相談してみてくださいね。
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