58c97def.jpg事務所の裏に回り、階段を上がろうとしたところハトとばったり出くわした。
ハトはビビって逃げるでもナシ、なついて寄ってくるでもナシと言った状態だった。

きっと「ア!ニンゲンヤ!デモ、トビタツタイミングノガシタシ・・・コイツノウゴキミテ、バットトビタツカ、ハトアルキデチョットズツハナレテイクカキメナイカンナァ。」と思ったのだろう。

こちらも同様に「あ!ハトや!でも、追い払うタイミング逃したし・・・こいつの動き見て、ワッとビビらすか、知らん振りして離れていくか決めなイカンなぁ。」と思った。

お互いに硬直状態が続いたあと、ハトは「オレ、ベツニニンゲンナンテコワナイデ・・」といった感じで堂々と立ち去った。なぜかしら少しの「敗北感」を感じた。

少し観察していると、枯れた草を一本ずつくわえては、向かいの家の屋根の隙間に入っていく。ハト避けにネットが張ってあるものの、その隙間に入っていくのだ。

きっと子育て(出産)のための巣作りだと思うが、一本ずつ持って上がり巣を作るなんて凄い苦労だなぁと感心してしまった。

どうしても「害鳥」のイメージがあるが、頑張ってる親の姿を応援してやりたいな友思った。追い出されなければいいのにな。。