「小さくても強い」のが好きなので、ヤワラちゃんもそのうちの一人でした。

柔道をやってみたいなと思ったきっかけはヤワラちゃんでした。（結局、柔道ではなく日拳やる事になりましたが・・。）

もうさほど若くはないといえ、彼女なら次のオリンピックでもメダルを狙えるのでは？と思っていたので、出馬した時には少し残念に思いました。

人任せで進む仕事とは違い、自分で動かねばならない政治家という職業と国の代表という看板を背負うレベルの柔道家との、いわゆる二足のわらじを履く事がかなり困難である事は誰がみても判る事ではないかと思いました。

代表として選考されるためには、今までの実績だけでは当然駄目なわけであって、試合で成績を残す必要があります。

近年の柔道界では、世界ランキング制というのが導入されたそうで、今までのように代表選考会で結果を出せば良いと言ったものではなくなったのが大きな痛手となった様ですね。

本人に「是非政治家になりたいんだ！」という気持ちがあったにせよ、まだまだその力が通じる「柔道」と言う世界に見切りをつけたこと、とてももったいなく思います。

拳法でも自分なりに努力をしているつもりですが、元々の素質やセンス、体格なども含めた「才能」がなければどうしようもないことがわかった今、才能のある人がそれをやめてしまうのは、「もったいない」以上に歯がゆく思います。


にほんブログ村