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高齢の母親が先日会社でとった電話。
男「日本橋の上新電機です。いまあなたに頼まれたという方があなた名義のニコスカードを持ってこられてます。20万円ほどの高額商品になりますので、確認で電話をしております。」
母「そんなカード持ってません」
男「そうですか、それでは利用させません」

母が昨日その話をしてきたのですが、なにやら印鑑カードほか大事なものを入れてあったポーチも先日から見当たらないなどと話をし始め大騒動になり、妹の手も借りながら本日いろいろと連絡するハメになりました。入っていた可能性のあるカード外車に連絡を済ませ、なぜうちの会社の電話番号を知って電話をかけてきたのかを知るために上新電機さんにも電話。

いろいろと話を伺うとおそらく詐欺かと。。

上新さんでは他人名義のカード利用について、絶対に本人確認の電話はしないとのこと。併せて事例として同様の案件がある旨も教えていただきました。

「お客様のクレジットカードで買い物をしようとしている人がいるので、確認のため電話をしている」等の不審な電話をかけた後に、“日本年金機構”“金融機関”などと名乗る人物からの電話で、お客様のクレジットカード番号や、暗証番号などの個人情報を聞き出そうとしたり、お客様宅に“日本年金機構”“金融機関” “警察官”などと名乗る人物が現れ、クレジットカードやキャッシュカードをだまし取るというような事案が発生しているとのこと。

たまたまカードを持っていない母は、「カードなんか持ってないもん!!」ということでターゲットにはならなかったのですが、「え?そのカードなら手元にあるけど??」となった場合、「念のためカード番号お聞きできます?」などとなり、ついつい伝えてしまう方がいても不思議ではありません。

「まさか自分限って・・」と思う方が大半かと思いますが、本当の知り合いでない限りまずは疑ってかかることが大事ですね。人間は焦ると冷静な判断ができないです。かくいう私も最初聞いたときは「まずどうせんとあかん?」と思ってしまいました。冷静に考えると会社の番号をどこで知ったの?という感じですが、見当たらないポーチの中に僕の名刺が入ってたかも??という母の言葉で冷静さを欠いてしまってましたね。

結局、自宅にあるはずのその大事なポーチは会社の引き出しにあったみたい。。。ホントに人騒がせなもの母ですが、反省と再発防止のため警察に届け出するようにしました。

皆さんも他人事と考えずにお気をつけください。

上新電機さんのサイトでも注意喚起されています。