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1月14日にWindows7のサポートが終わりました。

Q「使えなくなるの?」
A「使えますよ」

ではなぜ乗換が必要なのか??

「定期的に買いかえさそうとするマイクロソフトの作戦やな!!」という言葉をよく聞きます。気持ちはわからなくもありませんがそんなことはありません。

マイクロソフトも企業ですから営利を目的としています。これ当然。しかし、ユーザーを増やすために大きな努力をしている企業です。

本来であればほぼ独占企業ですから、数年おきに新しいOSを有料で出してもさほどユーザーが減ることもないと思うのですが、Windows7は2009年10月に発売されてから10年間無償でアップグレード(サポート)をし続けてきました。Windows7の前身であるWindowsXPも2001年から2009年までの10年弱同様のサポートが行われていました。

これらを考えると

パソコンの基本ソフトとなるOS(Operation System)は基本をベースとして改良・改善をされるわけですが、そもそもの基本が時代に伴わなくなってくると、根本からの見直しが求められるのは当然のことですね。

話が少し逸れましたが、機器や通信速度等の向上により、現在求められる機能や出来るようになったことが増えてきました。10年前に発売されたWindows7では出来ない事が出てきて当然です。

出来る事・やりたいことの可能性を拡げるために新しいOSが開発され、それが普及し出すと古いものは「それで無ければならない理由がある」以外は不必要となり、当然その古いものに対してソフトを開発したり機器を作ったりしなくなります。

Windows7を使わない方が良いワケのひとつめは、サポートが終わったことによりセキュリティが脆弱になると言うこと。新しいウイルスが作られてもそれに対応する力はありません。

ふたつめはお使いのソフトの最新版が使えなくなるということ。Windows7では動作しないソフトがどんどん発売されてきます。

みっつめはインターネット上でのやりとりが出来なくなるということ。一部ネットバンクなどはブラウザ(インターネットを見るためのソフト)が古いとログインできなかったり、操作ができなかったりしています。これはセキュリティ強化のために新しいブラウザが必要だと言うことです。

反してまだWindows7を使わなければならない理由がある方もおられます。特殊なソフトで、Windows7でしか動かない場合や、Windows10バージョンがあるものの導入にはコストがかかりすぎて手をつけることが出来ないという場合です。このような理由で未だにWindowsXPをお使いという方もおられます。

つまりWindows7はおろか、WindowsXPであっても使えるということです。

ただ、前述の様に一番懸念しなければいけない事はセキュリティが脆弱となること。

どうしても使わねばならない場合は、社内のネットワークに参加させず単独で使うこと。個別であってもインターネットにつないでいると、ウイルスや不正アクセスによる被害が出る可能性があることを認識下さい。

企業でお使いの場合はぜひWindows10へのアップグレードや乗換をオススメします。「もったいない」や「めんどくさい」の代償は大きなものになりますよ。