先日テレビでプロフェッショナルを見た。
萩本欽一、通称「欽ちゃん」
今でこそあまりテレビで見かけないが、僕の子どもの頃はお笑いの第一人者だった。
お年も召され、時代は終わったがせめて仮装大賞の司会くらいは、、という感じで起用されているのかな？と思ってる人は少なくないのではなかろうか？実は僕もその一人でした。
欽ちゃんのすごいところは「おもしろさを創り出す」というところ。
一般の人にはあまり知られていないが、その世界では超一流である日本舞踊の師匠にアドリブで仕掛けるも不発。。収録後落ち込む師匠に「明日もう一度撮り直そうか？」と提案。
そして翌日。まず丁寧にスゴイ人であることを説明。それもあからさまな説明ではなく、会話の中でさりげなくそれを引き出すというスタイル。
その後、いろいろなことを師匠に要望。見ていると「ん？できる？？」と思うような無理難題をとまどいながらもこなしていく師匠。
観客からは昨日とは全く違った大きな笑いが。
欽ちゃんは面白いことをさせるのではなく、結果として面白くしてしまう魔術師。
今回は「え？こんな人がこんなことするの？？ーという意外性を活かして笑いを生み出したようです。
体の動き、表情など全てを使って笑いを創り出す欽ちゃん。まさにプロフェッショナルです。
